現場は、いろいろなことを克明におしえてくれました。
つぎに、仕事の分野を明確にしてほしいということです。
欧米や諸外国の例2部分だけをとり入れたような形では、ヘルパーの仕事分野が明確になりません。
そのために、ヘルパーの対象者にたいする処遇が一致しにくいのです。
ヘルパーやデイサービスの仕事は制度としての仕事で、対象者と個人的な関係に立つものではありません。
制度である以上、対象者はヘルパーの共有のものです。
処遇の違いは対象者を混乱させるばかりでなく、ヘルパーのチームワークがが保たれにくいのです。
老人の「ここで死にたい」「この家で死にたい」という願いは、万老の願いであるといえます。
これまで、施設で死にたいなどという言葉をききいたためしがありません。
もしあるとしたら、地域からまで見はなされ、泣きながら決意させられた「施設行き」でしょう。
・・・とはいえ、みまもる者がヘルパーやデイサービスだけでは、叶えられる願いではありません。
しかし1日でも長く住みなれたこの家に住まわせてあげるくらいのことは、できなくはありません。