業務日誌さえ必要とされていなかった時期さえあります。
いわば「産みっ放しの制度」というよりいいようがないのです。
人間を対象とする仕事が、少しも重要視されないのは何故なのでしょう。
現場での作業は、どんな小さな作業でも、老人のこころをぬきには出発しないのです。
デイサービスやヘルパーはひとのこころの問題にまで立ち入る必要がないというのであれば・・・
植木に水をやる仕事と少しもかわりがないものになってしまいます。
老人は人であって植木ではないことを、現場で、現場の老人からこれでもか、これでもかというほど、思い知らされました。
ヘルパーとしてほしいものは、と聞かれたら、現場を経験し、老人をよく識ったスーパーバイザー(指導・監督者)、病気にたいする看護婦、保健婦などがあげられます。
・・・が、どんなに人材が整備されても、老人を、老人のこころをすべての人間要求として認めたうえでの整備でなければ、かならずどこかで行きづまるでしょう。